O-6 オープン動画/魚類養殖業

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漁師入門編

新規漁業就業希望者向け県内漁業紹介動画

O-6オープン動画/魚類養殖業約6分

講座の概要

漁について

漁師になりたい方に、さまざまな漁法を紹介します。この回でお届けするのは魚類養殖業です。
魚類養殖業は、木や網でできた筏に網いけすを吊るしてその中で魚を養殖しています。

動画インタビュー(テキスト)

Q.漁師になぜなろうと思ったのか

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
佐々木幸也さん

元々魚が好きで、魚の専門学校に行っていました。
学校の先生漁業をやりたいと伝えたところ、橋本純さんのこの会社を紹介してもらいました。
まずインターンに来て、それから就職しました。

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
西尾元希さん

就活する中で他の仕事よりもここが楽しいなと感じたからです。
大学の専攻や自分の勉強していたこととは全く関係なかったのですが、友人にここを紹介してもらい、ここで働く中で、会社でデスクワークをしているよりも自然の中で体を動かして仕事をしていく方が楽しいなと感じたので、ここで就職させていただきました。

Q.漁類養殖業とは

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
橋本純さん

漁類養殖業は、稚魚を購入してから約1年~1年半餌をやって、大きくして販売しています。
弊社に関しては、育てるだけではなくて売る仕事もやっています。
1年間を通して魚を供給する必要があるので、毎日、さまざまな作業をしています。
基本的には、午前中、朝6時位から出荷作業が始まり、それから餌やり、餌やりと並行しながら翌日出荷する予定のマダイを取り上げたり、カウントしたりする作業があります。
年間を通して魚を育てているので、網の汚れなどもありますので、
そういったものの清掃等がお昼からの仕事になります。
ただ、一般的な会社のシステムではなくて朝が早い分、3時くらいを目処に仕事が終わるので、
時間的にはすごくゆっくりした生活がおくれるような仕事です。

Q.漁類養殖業の魅力、大変だと感じるところ

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
橋本純さん

食べ物を育てているので、人のために、人の食のためになる仕事なので、そこは生きがいを感じています。
魅力というのは、自然の中で仕事をしているので、僕たちの時間と言うか、人間時間ではない時間サイクルの中で体を動かしているので、そこがすごく魅力があって楽しい仕事です。
大変なのはそれといっしょで、台風や自然災害が頻繁に起こってきていますので、
そこを対応することが非常にタイヘンではあるのですが、それを克服した時の満足感はまた一つのやりがいにもなります。

Q.新人漁師のステップアップ

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
橋本純さん

ステップアップは個人差はありますが、まともに動けるようになるのに1年以上かかります。
海の上という条件もありますし、気候や風を読み取れる感覚が養われるまで時間がかかります。
僕らで言う「自然と会話する」という状態まで行きつくには、3年といった日時がかかります。
そこまでいくと、ステップアップというより個人の人力が付いてくると思います。

Q.新規就業希望者に向けてのメッセ―ジ

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
橋本純さん

漁師を希望される、全ての人、男性も女性もですが、難しく考える必要はないと思います。
チャレンジしたければ、ぜひ一度来てみてください。
ただ、漁村というところにちゃんと住めるかどうかがキーワードになってきます。
これからの時代、今までの漁師STYLEではない新しい形の漁師が生まれてくると思います。
ITが使える人やいろいろな知識のある仁斎が必要いなってくる時代が訪れています。
海で働きたい、海の近くに住んで仕事をしたいという人も、漁師になりたい人だけではなくて、そういう人たちもぜひ参加してみてください。

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
佐々木幸也さん

僕の場合ですが、魚が好きだからこういう漁業がしたいと。
魚が好きな人はぜひやったらおもしろいかなと思います。
アドバイスではないですが、ロープの結び方は軽く覚えておいた方が役に立つかなと思います。

●南伊勢町阿曽浦 有限会社友栄水産
西尾元希さん

漁業という仕事自体も大変魅力的な、魅力が数えきれないくらいある仕事。
自然の中で暮らしていくことも、とても楽しいことなので、ぜひ皆さんいっしょに働いてくれると嬉しいと思います。

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