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みえ漁師 Seeds
新規漁業就業希望者向け県内漁業紹介動画
講座の概要
INTERVIEW START
●城山水産
城山 和馬
●有限会社丸善水産
中村 善紀
●中村 善紀
僕は小さい時から魚釣りが大好きで
学校から帰ってくるとカキ工場で餌を拾って
自分で魚を釣ってという遊びが好きだったということから
海と触れ合って仕事をしていくことが
自分に合っているなと
カキ養殖の仕事に就きました。
●城山 和馬
2年ぐらいよそで仕事をしていたんですけど
リーマンショックがあったりして
「どうしよう?」と思った時に
小さい時から親父がカキ養殖をしてるのを見てきて
いつ覚えたのか分からないですけど
いつの間にかできるようになっていた。
●中村 善紀
9月の下旬から「種さし作業」という作業が始まりまして
垂下式養殖は7mのロープがありまして
そこに25cm感覚でホタテの殻のコレクターが付いているんですね
食害にあわないサイズまでになったカキのロープを
1個ずつに伸ばして養殖スタート。
そこから、6月にいかだの移動がありまして
その移動を終えて
本漁場、1年間養殖する漁場にカキを移していきます。
●城山 和馬
だいたい水揚げが10月頃から始まって
最近だと5月、6月まで
そこから岩ガキ(の養殖)をしたりとか
夏はいかだの修理もありますし
結構1年中動いていますね。
出荷するときは選別して洗浄機にかけて
名古屋・大阪・東京あたりに出すのが多いです。
(カキが)小さいうちから見ているので
大きく育っていると可愛く見えますし
身入りが良いカキがとれるとすごい楽しいなと思います。
●中村 善紀
高校を卒業して18歳からカキ養殖の職に就いたんですけど
最初は休みがなくて
1年中、盆と正月以外は無休という形で
仕事をしていたんですけど
ここ数年間で従業員は週休2日制
休みもちゃんと取れるような職業になってきていますんで
サラリーマンという感覚で仕事をしていただけるような
職場に変わってきています。
●城山 和馬
村の人と仲良くなるのが一番の近道なのかなと思います。
寡黙な人が多いんですけど
困っていたら助けてあげたいなと思う
何かを勉強するというより
「みんなと仲良くなる」が僕は1番だと思います。
●中村 善紀
小さな町なのでみんなで助け合いをするという精神で
色々教えてくれたりするので
やる気さえあれば(仕事は)自然と覚えていくと思うので
あまり気にすることなく
働いてみたいなと思ったら
来ていただければ。
●中村 善紀
大きな台風が来たりすると
養殖するカキの棚(いかだ)を全て壊されてしまったりとか
そういう時は大変ですね。
けど、工場の前で焼きカキ食べ放題という形の
飲食店もさせていただいていて
自社で作ったカキを提供しているんですけど
みなさんに食べていただいて
「美味しかったわ」と笑顔で言ってくれる時
その時が1番やってて良かったなと思う
本当に1番嬉しいお言葉です。
●城山 和馬
何よりめちゃくちゃ寒いんで
雪が降っても行かなくっちゃいけない
本当に1回あったのが
漁業に着いたら(寒すぎて)ロープが握れなくて
5分ぐらいエンジンルームに入って
手を温めてから仕事をしたこともあったり
それが大変ですけど
いかだの中でのロープの吊り方とか色々あって
(ロープの吊り方を)各々変えてみたりする
自分なりに「こうしたから良いものができた」
というのが嬉しいときもありますし
時には失敗もしますし
それが目に見えて分かりやすいのが
自分でやっているやりがいだと思います。
●城山 和馬
僕は、行く行く自分で飲食店をして
ちゃんと店で売って
食べてくれたり買ってくれたりする人の顔が見たいんで
自分でいいものを確認しながらお客さんに出すっていう
それがしていきたいです 僕は。
●中村 善紀
ここ数年間、エルニーニョ現象(気候変動等)温暖化などで
カキの生産量が減ってしまっている中で
今後販売していくにあたって
浦村地区 三重県のカキという形で
みんなで協力しながら販売をしていくという
ルートを作っていくことによって
共に頑張っていける道が
開けていけるのではないかなと思います。
●中村 善紀
夏は暑くて冬は寒い職場ですが
自然と触れ合うことが大好きな方
私たちと一緒に働きませんか?
●城山 和馬
少しでも海に興味があったら
ぜひ やってほしいですし
そんなに難しい仕事でもないので
良かったら一緒に働きましょう