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講座の概要
●圭神丸 水谷圭吾さん
●海皇丸 水谷海斗さん
●圭神丸 水谷圭吾さん
漁師になったのは19歳の時でした。父親が漁師をしていることもあって小さい頃から手伝いをよくしていたのでやってみたいなと思いました。
●海皇丸 水谷海斗さん
僕は父が漁師をしていて身近な人に漁師が多くて、子どもの頃は「(漁師に)なりたくなかったら頑張って勉強しろ」とか脅し文句に使われていて、いったんサラリーマンで働いていたんですけど、外に出て働き始めてから漁師の魅力に徐々に気付き始めて(漁師に)なりました。
海の上なので(会社と違って)決まりは少ないですし、自分のやりたいようにできる。
●圭神丸 水谷圭吾さん
赤須賀(漁協)ではシジミとハマグリを1年中とっています。
時期によって値段が違うので、単価が良い方にシジミいったりハマグリいったり。冬はシラウオという魚もとっている。
●海皇丸 水谷海斗さん
シラウオっていう魚をとる許可が1月から4月いっぱいなんで、その間はシラウオをとりに行って、5月から12月までは貝をとりに行く。
●圭神丸 水谷圭吾さん
漁場に着いたらいかりを落として180mワイヤーを伸ばして、ウインチという機械で船を動かす感じで、ウンテンっていう漁具を底に落として、その先に網が付いているのでそこにハマグリが入ってくる。
●海皇丸 水谷海斗さん
漁場についたら、チャンチャンといって採貝する道具を下ろすんですけど、網が付いている方を下ろして、自分はパイプを持ってそれで底引きしていく。
手でアクセルを操作して、足で舵を切って、10~15分もしくは重たくなってきたタイミングでウインチを使って網を上げる。
とってから選別機にかけて、大小振り分けて、そこから手で石とか木のくずとか選別していく。船でとった後もう一仕事ある。
●圭神丸 水谷圭吾さん
組合でハマグリの稚貝を自分たちで育てて放流したり、小さい細かいやつは絶対取らないとか、そういうのは、徹底しています。
あとは、年に2回ぐらい山の方に行って植樹して、山からきれいな水(が流れると)こっち(海)も良い水になるとやっぱりいいので、そういうのもやっています。
●海皇丸 水谷海斗さん
社会見学に来てもらうことが多くて、桑名市内は、ほぼ全部の小学校が来てくれるんですけど、写真を使って「こうやってとっているよ」「こういう資源管理をしているよ」という話をさせてもらっています。
(子どもたちが)面白いところに興味を持ってくれているなと。印象に残るのではないのかなと思っています。
●海皇丸 水谷海斗さん
とにかくいち早く現場の仕事を覚えるのが早いなと思っていて、子どもの頃から乗っていてもそんなにすぐに出来るものでもないし、かといって何か勉強することがあるのかと言われたら船舶の勉強ぐらいですよね。
とにかく早くやり始める方が良かったんじゃないかなと。1回、ほかの仕事を経験したからなおさら、今思っています。
●圭神丸 水谷圭吾さん
今はウインチとか機械も発達してきたので力がない人でもできるし、ロープのさし方は見れるのでそれぐらい(ロープ結びの練習)をやっておけばどこでも使うのでためになると思います。
●海皇丸 水谷海斗さん
会社員の頃に経験した連休の次の日に「(仕事へ)行くの嫌やなぁ」とかも無くて「連休長いでそろそろ行ってもいいな」という気持ちの方が強いので自分は毎日楽しいですね。
●圭神丸 水谷圭吾さん
(魅力は)とれたら儲かるというところはないですかね。食べてもらった人に美味しいって言われるのが1番のやりがいですね やっぱり。
「どこのやつより美味しい」とか「こんなん食べたことない」とか。
●海皇丸 水谷海斗さん
良いことも悪いことも自己責任なので、逆に自分の用意した道具とか網を使って自分の力でとったものが売れて、それで生活していけるっていうのはすごい魅力的なところではないかなと思います。
●圭神丸 水谷圭吾さん
自然と触れ合えて楽しいですね。次の漁場を考えたりするのも楽しいですし、新しく網を変えたら次は入ってくるかなとか、早く(漁へ)行きたいなって思って。そういうのも楽しいですね。
●海皇丸 水谷海斗さん
大変なことも多いですけど楽しいこともすごく多い仕事なので、早めに現場に出て学ぶことが1番いいと思うので、ぜひ早めにチャレンジしてくれたら嬉しいです。
●圭神丸 水谷圭吾さん
大変なことはいっぱいありますが漁師の先輩たちも楽しい人ばかりで、美味しいものをより多くの人に届けられる喜びを分かち合いましょう。