O-13 オープン動画/わかめ養殖業

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漁師入門編

新規漁業就業希望者向け県内漁業紹介動画

O-13オープン動画/わかめ養殖業約6分

講座の概要

漁について

漁師になりたい方に、さまざまな漁法を紹介します。この回でお届けするのはわかめ養殖業です。
岸寄りでは竹杭、沖では浮きにより網やロープを水平に固定して、黒のり・青のり・わかめを養殖しています。

動画インタビュー(テキスト)

Q.漁師になぜなろうと思ったのか

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

私は小さい時から沖に行っており海に携わる仕事しかないと思っていました。
高校卒業後すぐに漁師になりました。

Q.わかめ養殖とは

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

桃取町地区では5月初旬ごろに種付けを行い8月末頃まで生長を抑えるために、夏眠させます。
その後、種小屋で少し生育させ沖出しをしてから育苗します。
その後、養殖用ロープに巻き付け本養生させます。
わかめの生長を良くするために12月から1月ごろにかけて間引きをします。

2月から4月にかけて約2mに生長したわかめを刈り取ります。
乾燥わかめや塩蔵わかめとして出荷します。

わかめの茎の根元からナイフで1本1本刈ります。
わかめを1本1本吊り下げていきます。

天日で4時間半から5時間ほど乾燥させます。

乾燥機で4時間半から5時間ほど乾燥させます。
乾燥わかめとして出荷します。

Q.わかめ養殖の魅力、漁師という職業のやりがい

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

わかめは気を使いながら一年を通して作業するので収穫できた時は本当にうれしいです。
また、出荷した商品を高い値段で買ってもらえたり消費者から「桃取のわかめは美味しい」と言ってもらえたりするとうれしくなります。

海水温や天気などは毎年変わるのでわかめの生長は毎年違います。
どのタイミングで沖出しをしたらよいか、ロープの張り込み水深はベストかをいつも考えています。
その読みが当たった時にはやりがいを感じます。

Q.大変だと感じるところ

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

わかめは冬から春にかけて作業するので風が強くとても寒いので大変です。
わかめの収穫期は朝早くから船で出港し2人で協力してロープからわかめを刈り取っていきます。
最盛期に刈り取るわかめは1日で約1000本にもなるので、とても大変です。

Q.漁業の現場にはすぐ慣れたか

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

わかめ養殖は覚えることがたくさんありましたのですぐには慣れませんでした。
特に、育苗の管理は神経を使います。
水温や水質の管理が悪いと種が駄目になってしまうので
教えられたことをメモしながら覚えました。

船の操船や加工の機械を操作する必要もありますので
やはりひとつひとつ経験しながら技術を習得していく必要があります。

Q.新人漁師のステップアップ

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

難しいところは種糸を作る育苗管理です。
冬からの養殖に向け、水温や光の調節を覚えることが必要になります。

Q.新規漁業就業者に向けてのメッセージ

●鳥羽磯部漁業協同組合 桃取町支所
小浦嘉峰さん

自然のなかで好きな仕事ができるのは大変ですが、本当に幸せです。
わかめ養殖は設備投資があまりかからないので新たに始める人もいます。
努力次第で収入も上がります。

わかめ養殖や漁業に興味があるのであればぜひチャレンジしてください。

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