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みえ漁師 Seeds
新規漁業就業希望者向け県内漁業紹介動画
講座の概要
漁師になりたい方に、さまざまな漁法を紹介します。この回でお届けするのは青のり養殖業です。
岸寄りでは竹杭、沖では浮きにより網やロープを水平に固定して、黒のり・青のり・わかめを養殖しています。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
高校卒業後すぐに父の仕事を手伝う形で漁業を始めました。
元々は定置網をしていましたが、漁獲量が年々減ってきたので、何か違う仕事はないかなと考え青のり養殖を始めようと思いました。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
私も代々漁師の家に生まれて高校卒業後にすぐに漁師になりました。
主に刺し網漁業や底曳き網漁業で貝や魚を獲っていましたが、特に冬の漁獲量が減ったので何か冬の仕事がないかということで青のり養殖を始めました。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
松阪の青のり養殖は、7月から10月にかけて「種網の準備」や「杭打ち」を行います。
11月に漁場の網を張る「本張り」を行います。
「本張り」が終わったら摘み取るまで「育苗」を行ないます。
1月から4月にかけて青のりを摘み取ります。
●三重外湾漁業協同組合 和具 大山丸
大山満さん
摘み取った青のりはまず水槽で洗って貝や砂を落とします。
その後「脱水」「ほぐし」を行ってからセイロに広げていきます。
セイロを乾燥機に入れ大体7時間位しっかり乾燥させてから細かいゴミをひとつづつ手作業で取ります。
箱詰めした青のりは等級をつけてから漁連に出荷します。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
「冬枯れ」といって魚が少ない季節にひとつの収入の柱ができることは大切です。
青のり漁場での養殖から加工までが気が抜けませんが頑張ると品質に直結します。
丁寧にゴミを取ったらノリの等級が上がるのでやりがいを感じます。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
海の様子を見ながら、網の張り方や網の上げ下げなどいろいろ考えます。
毎年海の環境が違うので、7年経った今でも発見の連続でとても新鮮です。
同じ漁場で養殖をしている漁師たちとの競争もやりがいになります。
やっぱり一番になりたいですからね。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
真冬の海に入るのでやっぱり寒いのは大変です。
漁場に一本一本杭を打ったり、それ以外にも網の準備や摘み取りなど一年中何らかの作業があるので体力が必要です。
青のりの芽がでてからはきちんと育つか毎日気になりますし自分の作った製品の等級や単価などいろいろ気が張ります。
単価がよかったら気苦労も吹き飛びます。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
自然が相手なので思うようにならないことが多いです。
毎年海の状況が違うので、去年うまくいった方法でも今年はいいとは限りません。
水温・栄養・潮時・天気とかいろいろ考えてその時のノリの状況に合わせていくのが大変です。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
漁場で海の中に入って作業しますが場所によっては足が届かないこともあります。
最初は怖かったですが慣れてしまえばどうってことはないです。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
人により違いますが、私は漁場での作業を一人でしているので、慣れるのに時間がかかりました。
杭一本打つのも勝手がわからなかったので最初は打った杭を全部打ち直しなんてこともありました。
先輩漁師などに教えてもらいながらちょっとづつコツをつかんでいきました。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
まずは杭打ちです。
まっすぐ一列に打てるようになることが大切です。
それから網をピンと張る作業です。
この2つは青のり養殖の基本なのでまずはこれをできるようにしてください。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
最初はわからないことが多いので、人の仕事を見ながら少しづつ覚えていくことが大事です。
●松阪漁業協同組合
刀根真明さん
伊勢湾は豊富な漁場なので頑張ったら頑張っただけ儲かります。
皆さん一緒に頑張りましょう。
●松阪漁業協同組合
田中吉兆さん
青のり養殖は一年を通して大変な作業が多いですがやりがいや一年頑張ったという達成感などが魅力だと思っています。
新規で始めるなら、私たちも応援しますので頑張ってください。